Looker Blocksでユーザー動向を分析する

July 8, 2019

デジタル時代に生きる私たちの痕跡は、クリック数やページビューなどの膨大なデータとして残っています。企業のマーケティングチームはユーザーを理解し、より良い顧客体験を提供する為に様々な施策を打ちますが、この大量のデータを充分に活用し、分析することはいまだに大きな課題となっているのではないでしょうか。

今回、私たちは「Customer Experience Analytics by KARTE」を新しくLooker Blocksディレクトリに追加しました。このLooker Blockでは、ユーザーの動向(キャンペーン効果、ネットプロモータースコアなど)を表示し、KARTEのサービスを通したシームレスなアクションへつなげることができます。

KARTEとは?

KARTEは株式会社プレイドが提供するCX(顧客体験)を分析するソリューションです。テクノロジースタートアップ企業である株式会社プレイドは、顧客やユーザーとのエンゲージメントを深めることができる一連の製品を提供しています。KARTE Datahubを通じてプレイドが提供するBigQuery環境にイベントやページビューのデータを送ることができ、マーケターは今までとは違った角度からのインサイトを得ることができます。これはLookerの顧客にとっても、データウェアハウス環境を新しく設定せずにLooker Blocksを利用できるというメリットがあります。

Customer Experience Analytics by KARTEとは

まずはじめに、ダッシュボードについて説明します。このBlocksを利用するにあたり、おそらく誰もがはじめて目にするものです。 このブログを書いている現時点で、みなさんにご紹介できるダッシュボードは、 ウェブアクセス分析、ページビューファネル、そしてNPS(ネットプロモータースコア)概要の3つです。

ウェブアクセス分析

このダッシュボードでは、時系列のセッション数、直帰率、ユーザーがウェブサイトを閲覧する際に使用したOS情報など、デジタルマーケターの皆様には親しみのあるウェブメトリックが含まれています。ダッシュボードの情報はレポートとしてスケジュール配信もでき、例えばデジタルマーケティング担当者が毎朝のメールチェックで確認できるよう設定することもできます。

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ページビューファネル

このダッシュボードでは、ユーザーがどのようにウェブサイトを移動しているか、どこで離脱しているのかを把握することができます。 チェックアウトせず、カートに商品が残ったままのユーザーや、特定のリンクで離脱している、またはアクセスが集中しているリンクなどを確認できます。これらの動向を把握しておくことで、ユーザーエクスペリエンスのボトルネックを特定でき、早期の改善につながります。

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NPS 概要

このダッシュボードには、ネットプロモータースコアのトレンドが表示されます。これは顧客とのエンゲージメントを向上させる重要な指標となります。訪問者レベルの動向を深掘りできるタイルを追加しています。

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ダッシュボードを見るものから使うものへ

マーケターの皆様はダッシュボードを通じて顧客の動向にどのような変化が起きているのか、常に全体像を把握しなければなりません。しかし、平均値や時系列を単に把握するだけでなく、さらに深掘りすることで顧客の動向をより深く理解し、自然と傾向も理解することができます。そこで、LookerからKARTEのUIへ戻り、ユーザー情報のデータを確認できる機能も追加しました。

このLooker Blockに含まれる結果は全て、行単位の詳細情報へドリルスルーできる様設定されており、常に表示されるユーザーIDからKARTEのアプリケーションへリンクできるよう設定されています。これにより、ダッシュボード上のNPSレスポンスで批判者数の増加など急な変化が生じた際、各批判者の情報を抽出し、原因を探ることができます。さらにKARTEの追加機能として、ユーザーが実際に閲覧した内容や各ページ上の動作をプレイバック再生することができます。

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また、ドリルスルー機能を使ったリターゲティングやメール配信に利用できる新規訪問者リストの作成、ネットプロモータースコアが特定のしきい値より下がった際に通知するアラートの設定など、この他にも日々のワークフローへデータを取り入れる様々な方法があります。

今回は新しくリリースされたCustomer Experience Analytics by KARTEのご説明を通して、Lookerが分析に素早く取り組めるダッシュボードのテンプレートやレポートの提供だけでなく、組織ごとに異なるビジネスロジックやワークフローに柔軟に対応できるプラットフォームであることをがご理解頂けたかと思います。

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